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保険商品の貯蓄性

昔に加入した保険の満期時の保険金・配当金や生存給付金又は解約返戻金等につき、期待していたほどの金額を得られないという 苦情・不満が多いです。
しかし、保険とは万一の場合の保障を得るためのものであり、その保障のために保険料の一部又は殆どが充当されるものですから、 貯蓄性は高くないと考えるべきです。(但し、年金保険は若干事情が異なり、万一の場合というのは長生きすることです。

それにも拘わらず、保険勧誘時に営業員は、満期又は一定の時期になると支払った保険料以上の多額の金額を得られます などと保険の貯蓄性を強調することが多いです。
しかし、定額保証された保険金・給付金・解約返戻金・等と異なり、配当金や配当金を原資とする特定の生存給付金や割増金等は、 保険会社の資産運用成績に依存するため、説明程の高額にならないことが多いです。
又、変額保険では、保険金等についても資産運用成績により変動するため、説明より低額となりがちです。

勧誘時に提示される設計書等では、表示する金額につき、現在の運用利回が維持された場合等と一定の前提を置いており、 そのことは明記されています。
契約者も自己責任が問われるのであり、保険会社・営業員の説明を鵜呑みにせず、利益を強調する販売に対しては 正式な設計書等に基づく説明を求めるべきです。
契約者がそんな前提は知らされていないと言っても、設計書に書いてある以上、当該説明を受けていないとの主張は 通常は認められません。 勿論、営業員が勧誘時の資料を提供しない、虚偽説明した等の特別な場合は別です。

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