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生命共済
生命保険と類似したものに生命共済があります。 引受額・範囲等に若干の相違がありますが、保障内容が単純で掛金も 比較的低く且つ加入手続も簡単というイメージが一般的にあり、加入者も多く、 又、福祉制度の一部として導入する団体・組織も多いです。 しかし、一旦トラブルとなった場合に、対応に生命保険会社とは大きく差異がある、 と気付くことは稀ではないです。
共済の態勢
共済は、保険を主業務としている保険会社と異なり、他の業務を主とする組織が 共済加入者により一定の団体等を形成して、その構成員に保障を有償で提供するものです。 保障提供は主要業務でないため、保険会社に比し、 業務に精通し専門知識を有する人材が不足している状態にあることは否めません。 一方、生命保険では、トラブル防止・トラブル対応に関し、担当者にもよりますが、 生命保険会社の状態は全体的に20年前から大きく改善されてます。 勿論、従事者数は膨大ですので、不良分子が紛れ込むことは免れず、 時々、大問題が露呈しマスコミ等で報道されることもあります。 これに対し生命共済の場合、生命保険の銀行窓販以上に、 構造単純・手続簡単なため各種の団体・組織の窓口で気軽に加入できますが、 保障継続中の各対応や共済金支払時の対応が生命保険の場合と比し 必ずしも十分といえないことがあります。 このため、トラブルに関し、生命保険業界の20年前以前の状態といわれて仕方ないところがあります。 特に、簡明な通常事例とは少し異なる事情が発生すると、適正に対応できないことがあります。
共済加入の留意点
よって共済加入においては、保障内容が単純明確で簡単に把握でき、共済に不適対応があっても 自分で対処できるかを確認することが特に重要です。
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