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不倫
不倫とは、婚姻関係(又内縁関係)にある一方当事者(配偶者)と第三者との性関係を伴う行動・態様をいうのが通常です。
但し、明確な定義はないです。
これに対し、性関係を伴わないが、キス・ハグ等の身体的接触やそれに準ずる行為を伴う場合を、浮気として区別する
こともあります。
不倫は、不倫配偶者による他配偶者に対する背信行為として不法行為が成立し、慰謝料支払(精神的損害賠償)義務を生じます。
又、他配偶者からの離婚請求の正当事由ともなります。
不倫相手も、共同不法行為者として、慰謝料に関し不倫配偶者と共に不真正連帯債務を負います。
但し、婚姻・内縁関係に関し不知であり且つ不知につき過失がない場合は、不倫責任を負わないので、
慰謝料支払義務も負いません。
以上のことは、婚姻でなく内縁関係でも同様です。但し、婚姻関係の場合より慰謝料が
低額になるのが通常です。
浮気という用語は上述の通り定義曖昧ですが、性関係がなくても実態によっては、婚姻生活上不適切な背信行為として
不法行為が成立し、慰謝料支払義務を生じます。又、不倫に準ずるとして離婚原因ともなりえます。
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